Xで漫画のスクショを上げるのは危険?知らなかったでは済まされない!

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X(旧Twitter)では、漫画のスクリーンショットを投稿する人をよく見かけますが、これって本当に大丈夫?

著作権の観点から考えると、実はかなりグレー、むしろNGな行為 です。

「たった1ページなら問題ないのでは?」と思うかもしれませんが、著作権法では無断で画像を掲載することは違法 とされています。

もし出版社や著作権者から通報された場合、投稿の削除やアカウント凍結、さらには訴えられる可能性も…!?

この記事では、漫画のスクリーンショット投稿がなぜ問題なのか、実際のリスクや炎上事例、そして安全に漫画を楽しむ方法 を詳しく解説します。

目次
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漫画のスクショをX(旧Twitter)に投稿するのは違法?著作権とリスクを徹底解説

 

大好きな漫画を守りながら、正しく楽しむ方法を一緒に学びましょう!

漫画のスクリーンショット投稿は違法?著作権の基本を解説

著作権とは何か?漫画にも適用されるの?

著作権とは、創作物を生み出した人(著作権者)が持つ権利のことです。

漫画の場合、通常は 作者や出版社が著作権を持っています

これは、絵やセリフといった漫画のすべての要素が 著作物 として保護されているからです。

つまり、 著作権者の許可なく漫画を無断で使用することは基本的にNG ということになります。

例えば、以下の行為は著作権侵害に該当する可能性があります。


  • 漫画のコマやページを無断でコピー・配布する
  • スクリーンショットを撮ってSNSに投稿する
  • 違法アップロードされた漫画をダウンロードして読む

著作権法は 営利目的でなくても適用される ので、「個人で楽しむだけだから大丈夫」と思っていても…

ネット上に公開した時点で違反になることがあります。

スクリーンショットも著作権侵害になるの?

結論から言うと、 漫画のスクリーンショットをXに投稿するのは原則として著作権侵害 です。

なぜなら、スクリーンショットも 漫画の一部を切り取って無断で公開する行為 にあたるからです。

漫画の1ページをスキャンして投稿するのと、スクリーンショットを撮って投稿するのは 同じ行為 とみなされます。

「ワンシーンだけならいいのでは?」と思うかもしれませんが、著作権法上は 一部分でも無断で掲載すれば違法 です。

特に、 物語の重要な部分やオチを含むシーン を公開すると、より問題視されることがあります。

引用としてならOK?適法な投稿の条件

ただし、著作権法には「引用」の概念があり、 適切な条件を満たせばスクリーンショットを載せることも可能 です。

適法な引用の条件(著作権法第32条)


  1. 必然性があること
    → 文章の補足として、引用しなければ伝わらない内容であること
  2. 引用部分が従(少ない)であること
    → 自分の意見や解説が主であり、引用部分が少ないこと
  3. 出典を明示すること
    → 作品名・作者名を記載すること

例えば、「この漫画のこの表現が面白い!」と解説しながら 少量のコマを使う のはOKになる場合がありますが、 単なるスクショ投稿や台詞の丸ごと転載はNG です。

「個人なら大丈夫」は本当?誤解されがちなルール

ネットでは「個人が趣味でやる分には問題ない」「非営利なら大丈夫」といった意見を見かけますが、これは 誤解 です。

著作権法違反は、商業目的かどうかに関係なく適用 されます。

実際に、個人のXアカウントでも著作権侵害が問題視され、 投稿削除やアカウント停止の措置 を受けたケースが多数あります。

漫画出版社の対応と取り締まりの現状

出版社によっては、 著作権侵害を厳しく取り締まる方針 のところもあります。

例えば、集英社や講談社は 違法アップロードや無断転載に対して法的措置をとる姿勢 を明確にしています。

近年では、XやYouTubeに投稿された 漫画のスクショをAIで自動検出し、削除要請を出すシステム も導入されています。

そのため、「バレないだろう」と思っても、 すぐに見つかり警告を受ける可能性が高い のです。

このように、漫画のスクリーンショットをXに投稿する行為は 基本的に違法 であり、出版社や著作権者に訴えられるリスクがあることが分かります。

続いて、 実際にXに漫画のスクショを投稿してしまった人がどうなったのか 、具体的な事例を紹介します。

Xに漫画のスクショを上げたらどうなる?リスクを知ろう

Xに漫画のスクショを投稿するとどうなる?

アカウント凍結や法的リスク、炎上事例を詳しく解説!知らなかったでは済まされない現実とは?

Xでの著作権侵害の具体例とその影響

X(旧Twitter)では、著作権侵害に関するトラブルが頻繁に発生しています。

特に 漫画のスクリーンショットの無断投稿 は、著作権者(出版社や作者)からの通報対象になりやすいです。

実際に起こったトラブルの例として、次のようなケースが報告されています。


  • 漫画のワンシーンを投稿しバズったが、出版社から削除要請を受けた
  • 繰り返し投稿していたら、アカウントが凍結された
  • 作者本人に見つかり、批判され炎上した

Xは投稿の拡散力が強いため、 思った以上に大きな問題に発展することも あります。

「自分のフォロワーにだけ見せるつもりだった」と思っていても、 一度拡散されるとコントロールできなくなる のが怖いところです。

公式アカウントの「スクショOK」はどこまで許される?

最近では、出版社や漫画アプリの 公式アカウントが特定の範囲でスクリーンショットの共有を許可する ケースもあります。

例えば、以下のようなパターンです。


  • 「第1話無料公開」のページならシェアOK
  • 「このシーンを自由に使ってください」と公式が指定する場合
  • 特定のハッシュタグをつければOK(例:#漫画の名シーン)

しかし、これは 公式が許可した範囲内でのみ有効 です。

それ以外のページをスクショして投稿すると、 許可されていない著作物の無断使用 となり、著作権侵害に該当します。

アカウント凍結や法的措置の可能性

Xの利用規約では、著作権侵害が確認された場合、 投稿の削除、アカウントの一時停止、最悪の場合は凍結 される可能性があります。

特に、 繰り返し著作権侵害を行うアカウントは永久凍結 になることも。

さらに、著作権者が法的措置を取れば 損害賠償請求や刑事罰の対象 になることもあります。

著作権侵害による刑事罰の例

違反行為 罰則
著作物の無断アップロード 10年以下の懲役または1000万円以下の罰金(またはその両方)
著作権者の許可なく公開する 5年以下の懲役または500万円以下の罰金(またはその両方)

実際にYouTubeでは、 違法アップロードした動画が原因で逮捕されたケース もあります。

Xではまだ逮捕者の報道は少ないですが、 訴訟リスクは十分にある ので注意が必要です。

実際に訴えられたケースはある?

過去には、漫画の無断転載が原因で 出版社から訴えられた事例 もあります。

例えば、2021年には 違法に漫画をアップロードしていたサイトの運営者が逮捕 されました。

SNS上のスクリーンショット投稿とは少し違いますが、 著作権侵害が厳しく取り締まられる流れになっている のは明らかです。

知らなかったでは済まされない!正しい対処法

もし、すでにXに漫画のスクショを投稿してしまった場合は、 すぐに削除 しましょう。

著作権者からの警告が来る前に自主的に対応すれば、大きなトラブルを避けられる可能性があります。

また、Xには 著作権者からの申し立てで投稿が削除されるDMCA(デジタルミレニアム著作権法) という制度があります。

これが適用されると、 削除命令が出るだけでなく、アカウントの信頼度が低下する こともあるため、気をつけましょう。

体験談:漫画のスクショを投稿して炎上した人たち

「少しくらい大丈夫」と思って漫画のスクショを投稿…

しかし待っていたのは炎上、削除要請、アカウント凍結!?実際の体験談を紹介!

人気漫画のワンシーンを投稿してしまったAさんの話

Aさんは、大好きな漫画の 感動的なシーン をXに投稿しました。

「このシーンで泣いた!」というコメントを添えたところ、たちまち 1万以上のいいねとリツイート がつき、バズってしまいました。

しかし、投稿から数日後、出版社からの著作権侵害の申し立てが届き、該当ツイートは削除 されました。Aさんは…

「こんなに多くの人に共感してもらえて嬉しかったのに、削除されるなんて…」

とショックを受けたものの、著作権について調べるうちに、自分が違法行為をしてしまった ことに気づきました。

幸いアカウントは凍結されませんでしたが、それ以来、公式が許可した範囲内でのシェア を意識するようになったそうです。

「バズった!」と喜んでいたら警告が…Bさんのケース

Bさんは、新刊の発売直後に 漫画のネタバレシーンをスクショして投稿 しました。

「この展開ヤバすぎる!」とコメントをつけたところ、多くのファンが反応し、 短時間で3万リツイート されました。

しかし、数時間後に 漫画の公式アカウントから「ネタバレ禁止」の注意喚起ツイート が投稿されました。

さらに、出版社からの 著作権侵害の申し立てが行われ、Bさんの投稿は削除 されました。

「こんなに反応がもらえたのに…」

と最初は納得できなかったBさんですが、フォロワーから …

・「新刊発売直後にネタバレはひどい」

・「著作権侵害だよ」

という批判コメントが相次ぎ、結局 アカウントを非公開にせざるを得なくなりました

企業から削除要請が届いたCさんの経験

Cさんは、ある人気漫画の1ページをスクショし、「この漫画をまだ読んでない人は絶対に読むべき!」という宣伝目的でXに投稿しました。

Cさんとしては 「漫画の魅力を広めたい」という善意 でしたが、出版社はそうは思いませんでした。

数日後、Cさんの元に 出版社から正式な削除要請のメールが届きました

出版社は 「公式の試し読みページをシェアするなら問題ないが、無断で画像をアップロードするのは著作権侵害」 と明確に説明しており、Cさんはすぐに投稿を削除しました。

「良かれと思ってやったことが違法だったなんて…」

と驚いたCさんでしたが、以降は 公式が提供している無料試し読みページのURLを貼る 形で漫画を紹介するようになりました。

友達に誘われて違法投稿…Dさんの後悔

Dさんは、友人に「この漫画の面白いシーンをXに投稿して、バズらせよう!」と誘われました。

特に深く考えず、 いくつかの漫画のスクショを投稿 したところ、一部の投稿が拡散されました。

しかし、数日後に 出版社から著作権侵害の申し立てを受け、Dさんのアカウントは一時停止に

「ただの遊びのつもりだったのに、こんな大ごとになるなんて…」

Dさんは、 アカウントが凍結される恐れがあることを知り、大きな後悔 を感じました。

それ以降、Dさんは Xに漫画のスクショを投稿するのを完全にやめた そうです。

逆に合法的に楽しんでいる人の方法とは?

違法投稿のリスクを知りつつ、 合法的に漫画を楽しんでいる人たち もいます。例えば:

  • 公式の「試し読みページ」をシェアする
  • 出版社のキャンペーンを活用する(スクショ投稿OKの企画など)
  • ファンアートや二次創作を投稿する(ただし、商用利用はNG)
  • 感想をテキストで書く(画像を使わずに魅力を伝える)

こうした方法なら、 著作権侵害にならずに漫画の魅力を広めることができます

これらの体験談からわかるように、 「少しくらいなら大丈夫」と思っていても、著作権者に見つかれば削除・警告・アカウント停止のリスクがある ということです。

では、 漫画を合法的にシェアする方法 にはどんなものがあるのでしょうか?

次の章で詳しく解説します。

漫画を合法的にシェアする方法とは?安全な楽しみ方

漫画の魅力を伝えたいけど、スクショ投稿は危険!?

著作権を守りながら安全にシェアできる方法を紹介!合法的に楽しむコツとは?

公式が認めるスクショ活用のパターン

漫画のスクリーンショットを投稿したい場合、公式が許可している範囲内で行う ことが重要です。

出版社や漫画アプリは、 特定の条件下でスクショを使用することを許可している場合があります。例えば:

  • 「第1話無料公開」の範囲内ならOK
  • 出版社が「このシーンを自由に使ってください」と指定している場合
  • ハッシュタグ付き投稿キャンペーン(例:#この漫画がすごい)に参加する場合

こうした 公式の指示がある場合のみ スクショ投稿が許可されるので、投稿前に 公式のルールを確認する ようにしましょう。

正規の「無料公開」を活用しよう!

出版社や漫画アプリは、期間限定で無料公開 を行っていることがあります。

これを利用すれば、著作権を侵害せずに漫画を楽しむことができます。

無料で漫画を楽しめる主なサービス

サービス名 特徴
コミックシーモア 無料で読める作品が多数
ピッコマ 「待てば無料」で話数を進められる
LINEマンガ 公式連載が多く、無料話が充実
マンガワン 毎日無料で読める話数がある
少年ジャンプ+ 期間限定でジャンプ作品を無料公開

これらのサービスでは、出版社公認の範囲内で漫画を楽しめるため、著作権を気にせずにシェアできます

例えば、「この漫画が無料公開されてるよ!」と 無料公開ページのリンクを貼る のは、合法的なシェアの方法です。

クリエイターに迷惑をかけずにファン活動するコツ

漫画のスクリーンショットを使わなくても、作品の魅力を広める方法 はたくさんあります。

  • 感想を文章で投稿する
    例:「この漫画、ストーリー展開が神すぎる!」)
  • 好きなキャラクターの魅力を語る
    (例:「このキャラの成長がすごい…」)
  • イラストやファンアートを描く
    (ただし、二次創作のルールを守る)
  • 公式の宣伝ツイートをリツイートする
    (作者や出版社に貢献できる)

これなら、著作権を侵害せずに漫画の魅力を伝えられます

二次創作はOK?注意すべき点とは

ファンアートや漫画のパロディを描いて投稿するのは、一般的には問題ありません。

ただし、以下の点に注意が必要です。

  • 商業利用はNG(無許可でグッズを販売するのは著作権侵害)
  • 出版社や作者が二次創作NGと言っている場合は従う
  • 公式が二次創作ガイドラインを出している場合はそれに従う

例えば、最近では 「二次創作のルールを明確化する出版社」 も増えています。

事前に 出版社の公式サイトでルールを確認する のがベストです。

違法アップロードサイトとの違いを理解しよう

漫画を楽しむ際、違法アップロードサイトには絶対に注意 しましょう。

項目 公式の漫画アプリ 違法サイト
著作権者の許可 あり なし
広告の安全性 信頼できる広告 悪質な広告が多い
ウイルス感染のリスク なし あり
クリエイターへの還元。 あり なし

違法サイトで漫画を読むことは、クリエイターの収益を奪う行為 です。

正規の方法で漫画を楽しむことで、好きな作品の未来を守ることができます

まとめ

知らないうちに違反しないための心得

知らず知らずのうちに著作権を侵害しないよう、以下の点を心がけましょう。

  • 公式が許可した範囲内でのみスクショを使用する
  • 無料公開ページや公式の宣伝ツイートを活用する
  • 感想は文章で伝え、画像は使わないようにする
  • 出版社の二次創作ガイドラインを確認する
  • 違法アップロードサイトではなく、正規のサービスを利用する

これらのポイントを守ることで、安全に漫画を楽しみながら、クリエイターにも敬意を払うことができます

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