「世界線(せかいせん)」という言葉、最近よく聞きますよね〜!
もともとはSF(サイエンスフィクション)やアニメの用語なんですが、今ではネットスラングとして日常会話でも使われることが多くなってきました。
ここでわかりやすく解説しますね。
「世界線」とは?
簡単に言うと、「ある出来事が起きたか、起きなかったかで分岐する別の現実(パラレルワールド)」のことを指します。
たとえば、「Aを選んだ自分がいる世界」と「Bを選んだ自分がいる世界」は、それぞれ別の世界線に存在する、という考え方です。
元ネタは?
この言葉が広まった大きなきっかけは、人気アニメ『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』です。
この作品では、「世界線」という概念が物語の中心になっていて、主人公が過去に戻って「選択」をやり直すことで、いくつもの異なる現実(世界線)を行き来するんですよ。
最近の使われ方(ネットスラング的な)
今はもっとカジュアルに、たとえばこんな風に使われます。
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「こんな奇跡、違う世界線に来たとしか思えない!」
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「彼氏できたとか、世界線ズレてるでしょ」
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「これ夢?いや、世界線移動したな…」
つまり、「現実とは思えないような展開や出来事」を、ちょっとネタっぽく「世界線が変わった」って言うんですね。
リアルでの意味は?
現実の科学でも「多世界解釈(マルチバース)」という理論があって、「選択によって無数の宇宙が同時に存在する」みたいな考え方があります。
でも、「世界線」はあくまでフィクションや想像の概念。日常では比喩として「運命が変わった」「想定外の現実」みたいな意味で使われます。
まとめ
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「世界線」とは、「別の現実」や「分岐した運命」のこと
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元はSFやアニメの用語(特に『シュタゲ』が有名)
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今は「非現実的な出来事」に対するネタ表現としても使われる